2022/03/25解決事例
勾留に対する準抗告認容事案
繁華街において,通りがかりの第三者ともみ合いとなり,止めに入った警察官に対して暴行をふるったとして公務執行妨害及び傷害の被疑事実で逮捕・勾留された被疑者の国選弁護人となりました。
被疑者は,一部酔いの影響であいまいなところもありましたが,事実を認めていました。
被疑者は,定職及び同居家族もいたため,同居家族の人に今後の監督を約束する旨の上申書の作成を求めるとともに,裁判所に対して,勾留決定に対する準抗告の申立てを行いました。
その結果,裁判所は,証拠隠滅の恐れ等について否定はできないものの,その恐れは高くないとして,勾留するまでもないとして勾留決定を取り消す旨の判断をしました。
それにより,被疑者は,勾留から2日目で釈放されました。
注:本事案は弁護士外山が過去に担当した事案です。
日向市 本町ひまわり法律事務所 弁護士 外 山 亮