無罪判決獲得

宮崎地方裁判所において，詐欺被告事件の無罪判決を獲得しました。

インターネットカフェでの無銭利用・無線飲食の事案について，検察官は，被告人が当初から支払の意思や能力がなかったと主張して詐欺の罪で起訴した事案です。

被告人は，支払をしなかったことについては争いはなかったものの，当初は支払う意思も能力もあったが，その後事情により支払いをすることができなくなったと主張していました。

被告人の主張について整理し，検察官から必要な証拠の開示を受けそれを裁判所に提出することで，被告人の主張を補充しました。

結論として，裁判所は，入店時及び飲食物の注文時において支払能力や意思がなかったとまでは認められないとして被告人は無罪としました。

ドラマ等でもあるとおり，日本の裁判において刑事事件の無罪判決は極めて珍しいものとされています。

今回，無罪判決を獲得できたことに慢心せず，さらなるリーガルサービスを提供させていただきたいと思います。

注：本事案は弁護士外山が過去に担当した事案です。

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