2021/09/09解決事例
勾留に対する準抗告認容事案
道路交通法違反の罪ですでに起訴されている被告人(在宅での取調べ後に起訴された事案)が,刑事裁判の係属中に再度道路交通法違反を行ったとして逮捕・勾留された事案について,勾留後,弁護人として選任されました。
近所に住む親族に監督を約束してくれている,被疑者が農家であったため,勾留によって農作物の生育に影響があるなどの事情をから,証拠隠滅のおそれや逃亡のおそれがないことなどを主張し,裁判所に対して勾留の決定を変更するよう,勾留に対する準抗告を申し立てたところ,裁判所が弁護人の意見を受け入れ,準抗告が認容され,勾留決定が取り消されることになり,被疑者は即時釈放されました。
注:本事案は弁護士外山が過去に担当した事案です。
日向市 本町ひまわり法律事務所 弁護士 外 山 亮