2021/09/24解決事例
勾留請求却下事案
被疑者(男性)が,建物内の女子更衣室にカメラを設置しようとしたとして建造物侵入の罪で逮捕された被疑者について,逮捕直後に弁護人に選任されました。
検察官に対して,勾留請求を行わないように申入れを行いましたが,検察官としては勾留の必要があるとして,裁判所に対して勾留請求を行いました。
そこで,親族から身元引受書を受けるとともに,事案の性質上,証拠隠滅のおそれも逃亡のおそれもないことを主張し,裁判所に対して勾留しないよう意見書を提出しました。
裁判所は,当職の意見を採用し,検察官による勾留請求が却下され,被疑者は勾留されることなく釈放されました。
注:本事案は弁護士外山が過去に担当した事案です。
日向市 本町ひまわり法律事務所 弁護士 外 山 亮